【ホームページ制作で気をつけたいことシリーズ】第4弾 画像サイズ
目次
画像サイズとは?
ホームページ制作において、画像サイズの選定は見過ごせないポイントです。
画像サイズとは、画像の寸法やデータ量を指し、これを適切に設定することでページの読み込み速度やユーザーエクスペリエンスが向上します。
なぜ画像サイズが重要なのか?
ページの速度向上
適切な画像サイズを選ぶことで、ページの読み込み速度が向上します。
ユーザーは待たずにサイトを閲覧でき、ストレスなく情報にアクセスできるようになります。
ユーザーエクスペリエンスの向上
適切な画像サイズは、ページ全体のデザインと調和し、ユーザーエクスペリエンスを向上させます。
美しく、迅速に情報が提供されることでユーザーはサイトに滞在しやすくなります。
画像サイズの選定と最適化
ホームページを制作するにあたって、画像サイズの選定が鍵となります。
これはユーザーエクスペリエンスやページの読み込み速度に直結しています。
今回は、その画像サイズに焦点を当て、最適な選択と最適化のポイントについてみていきましょう。
解像度とファイルサイズ
解像度
画像の解像度は、画像の解像度が高いほどクオリティは向上しますが、同時にファイルサイズも増加します。
適切なバランスを見つけ、高品質ながらもウェブで迅速に読み込まれるサイズを選ぶことが重要です。
ページが速く読み込まれるように、バランスを見つけましょう。
ピクセルパーフェクト
画像が大きすぎると、ページの読み込みに時間がかかります。
ピクセルサイズを最適化して、ページ全体がスムーズに表示されるよう心掛けましょう。
モバイルファーストの原則
レスポンシブデザインへの対応
モバイルデバイスでは通信速度が制約されていることが多いため、画像サイズの最適化が特に重要です。
CSSメディアクエリやsrcset属性を活用して、異なる画面サイズに適応できるようにしましょう。
Retinaディスプレイへの対応
Retinaディスプレイなどの高解像度デバイスも考慮に入れ、2倍の解像度の画像を用意しておくと、画質の劣化を最小限に抑えられます。
画像の最適化
画像形式の選択
JPEG、PNG、WebPなどの画像形式は、それぞれ異なる用途に適しています。
写真やイメージにはJPEGが適しており、透明度が必要な場合はPNG、高い圧縮率が可能なWebPなどを選択しましょう。
圧縮の活用
画像を適切に圧縮することで、ファイルサイズを削減しページの読み込み速度を向上させることができます。
ただし、過度な圧縮は画質の低下を招くため、慎重に調整する必要があります。
遅延読み込みとブラウザキャッシュの活用
Lazy Loadingの実装
画面に表示される前には読み込まれないようにし、ページ全体の読み込み速度を向上させましょう。
ブラウザキャッシュの最適化
一度読み込んだ画像はキャッシュされ、再度アクセスする際には再ダウンロードせずに済みます。
キャッシュの期間や管理方法を設定して最適化します。
適切なツールの利用
オンラインツールの使いこなし
画像の最適化や圧縮には、多くのオンラインツールがあります。
これらのツールを駆使して、手軽に画像を最適化しましょう。TinyPNGやImageOptimなどがその一例です。
画像エディタ
プロの画像エディタを使って、細かな調整が必要な場合には手動で画像を最適化しましょう。
コントラスト、明るさ、シャープネスなどを微調整して最良の結果を得ることができます。
モニタリング
ページスピードの定期的なチェック
Google PageSpeed InsightsやLighthouseを使って、ページの読み込み速度を定期的にモニタリングしましょう。
必要に応じて画像サイズの調整を行い、最適なパフォーマンスを保つことができます。
ユーザーフィードバック
ユーザーからのフィードバックも重要です。
ページが速いかどうか、画像の表示に遅れはないかをモニタリングし、改善点を見つけましょう。
まとめ
画像サイズの選定と最適化は、ホームページのパフォーマンスとユーザーエクスペリエンスを一層向上させることができます。
魅力的なデザインと共に、速い読み込み速度を提供することで、ユーザーはサイトをより楽しく、ストレスなく利用できます。画像サイズに関する手法を駆使して、ホームページをより魅力的で効果的なものに仕上げましょう!
このコラムを書いた人
Misato
AdvisorDirectorDesignerFront-end-engineer
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