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命令デコード

命令デコード(Instruction Decode)は、プロセッサのパイプライン処理の一部であり、命令を解析して実行するための情報を抽出する処理です。

命令デコードの主な目的は、フェッチされた命令を解釈し、実行に必要な操作やオペランド(データ)を識別することです。以下の手順で行われます。

  1. 命令レジスタ(Instruction Register、IR)からフェッチされた命令を取り出します。
  2. 命令のオペコード(操作コード)部分を解析して、命令の種類を識別します。オペコードは命令の種類や実行する操作を指定する情報を含んでいます。
  3. オペランド(データ)が必要な場合は、命令からそれを抽出します。オペランドは、操作の対象となるデータやアドレスなどの情報です。
  4. 必要な制御信号やデータパスの設定など、命令の実行に必要な情報を生成します。これにより、命令を実行するための準備が整います。

命令デコードステージでは、フェッチされた命令の種類や必要なデータを解析し、次のステージで実際の命令実行が行われるための準備をします。解析結果に基づいて、制御信号やデータパスが適切に設定され、命令の実行が正確に行われるようになります。

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