時代遅れのホームページはNG!今すぐ見直すべき理由 | ホームページ制作 サポート|メディアプライムスタイル 埼玉

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    時代遅れのホームページはNG!今すぐ見直すべき理由

    はじめに

    今やホームページは、企業やお店にとっての「顔」ともいえる存在です。お客様が初めてあなたのサービスや会社に触れる場であり、信頼を得るための大切な入り口でもあります。でも、もしそのホームページが数年前に作ったまま更新されていなかったら…それだけで知らないうちに大きな損をしているかもしれません。

    ここでは、「なぜ時代遅れのホームページがNGなのか?」を、わかりやすくお話ししていきます。

    第一印象は数秒で決まる

    誰かがあなたのホームページを訪れたとき、印象が決まるまでの時間はわずか数秒。デザインが古かったり、文字が小さく読みにくかったりすると、それだけで「ここは大丈夫かな?」と不安にさせてしまうことがあります。
    特に今は、洗練されたホームページが増えています。そんな中で、昔ながらのまま放置されたサイトは、それだけで信頼を損ねてしまうリスクがあるのです。

    スマホ対応していないのは大きなマイナス

    最近では、スマートフォンからホームページを見に来る人が全体の6〜7割を占めています。でも、古いホームページではスマホに対応しておらず、画面が小さくて読みにくかったり、ボタンが押しづらかったりすることも多いです。

    その結果、せっかく興味を持ってアクセスしてくれた人が、「使いにくいな」と思ってすぐに離れてしまうことも。そんなの、もったいないですよね。さらに、スマホ対応はGoogleの検索順位にも影響します。検索に強いサイトにするためにも、まず真っ先に見直したいのが、「スマホでの表示」です。スマートフォン専用にレイアウトが整っている、いわゆる“レスポンシブデザイン”に対応することで、どんな端末でも見やすく快適に使ってもらえるようになります。特別な機能をつけるよりも、まずはこの基本を整えることがとても大切です。

    検索対策(SEO)も“今のやり方”が必要

    昔は「キーワードをたくさん入れれば検索に強くなる」といった時代もありました。でも今は、そういったやり方は逆効果になることもあります。

    ページのタイトルや見出し、本文の内容に「お客様が検索しそうな言葉」が入っているかどうかも、見直しのポイントです。今の検索エンジンは、内容が本当に役に立つかどうかを重視しています。ページの読み込みスピード、モバイル対応、HTMLの構造など、技術的な部分も評価の対象になります。もし古いままの構造で運営していたら、検索に出にくくなってしまう可能性もあるのです。

    たとえば美容室なら「髪質改善」や「カラー専門」など、ユーザーが探すキーワードを意識して文章を組み立てましょう。

    ただし、無理にキーワードを詰め込むのではなく、自然な文章の中に含めることが大切です。

    セキュリティが古いままだと危険

    見落としがちなのが、ホームページの「セキュリティ対策」です。SSL(https)になっていない、古いプログラムを使っている、更新が長く止まっている…こういった状態では、ウイルス感染や情報漏洩のリスクが高くなります。

    特に最近では、セキュリティに敏感なお客様も増えています。ホームページに「保護されていません」と表示されるだけで、不安に思ってしまう方も少なくありません。安心して利用してもらうためにも、定期的な見直しが必要です。

    もし、ホームページのURLが「http://」で始まっている場合は、セキュリティ対策が不十分と見なされてしまいます。今では多くのレンタルサーバーで無料のSSLが利用できるようになっており、導入も比較的簡単です。SSL対応は、ユーザーの信頼を得るうえでも、またGoogleの検索評価にも関わる基本的な要素です。

    情報の内容も、ユーザー目線になっている?

    内容が数年前から変わっていない、更新が止まったまま、会社の自己紹介ばかり…そんなホームページでは、ユーザーにとって知りたい情報が得られません。

    例えば、「料金がわからない」「予約方法が不明」「サービスの流れが説明されていない」など、ちょっとした“分かりにくさ”が、問い合わせや申し込みを遠ざけてしまいます。今のホームページに求められるのは、「ユーザーの疑問に、できるだけわかりやすく答えてくれること」です。

    最新の営業時間や料金、サービス内容などを定期的に更新していくことで、訪問者に「きちんと運営されている」という安心感を与えることができます。大がかりな更新でなくても構いません。月に1回でも近況やお知らせを載せていけば、それだけでサイトの“生きている感”が伝わります。

    競合は、どんどん進化している

    同じようなサービスを提供している他社が、スマホ対応の洗練されたホームページを持っていたら、やはりそちらの方が印象が良くなってしまいますよね。

    たとえば、美容室ならインスタと連携して最新スタイルを紹介していたり、病院なら専門的なコラムを発信していたり、飲食店ならネット予約やメニューがスマホで見やすく整理されていたりします。

    「他と比べて見劣りしていないか?」という視点で、自社のホームページを客観的に見直してみるのも大切です。

    写真やデザインを時代に合わせて刷新する

    古い印象を与えてしまう原因のひとつが、写真や配色、レイアウトです。プロのカメラマンにお願いしなくても、最近はスマホでも高画質な写真が撮れるようになっています。明るく、清潔感のある写真に差し替えるだけでも印象は大きく変わります。

    また、背景が黒や濃いグレーで文字が読みづらいサイトは、白ベースの明るい配色にすることで一気に“今風”の雰囲気になります。

    お客様の声や実績を伝える

    初めてサービスや商品を利用しようとする人にとっては、「他の人がどう感じたか」が安心材料になります。お客様の感想や事例紹介、実績などを写真つきで紹介しているホームページは、それだけで信頼感が高まります。

    たとえば、実際にサービスを受けた方の感想を載せたり、「このような問題が解決できました」というストーリー仕立ての紹介をするだけでも、読み手の安心感はぐっと高まります。難しく考えず、実際のお客様の声を丁寧に伝えるだけで十分です。

    見たい情報にたどり着きやすい構成にする(情報設計とUI/UXの最適化)

    情報設計とUI/UXの最適化

    ホームページは、訪問者にとって「必要な情報を探しに来る場所」です。ですから、知りたいことに迷わずたどり着ける構成にしておくことが、ユーザーの満足度や行動率(=コンバージョン)に大きく影響します。ここでは、使いやすさを高めるために必要な構成上の考え方や、専門的な視点を含めた改善ポイントをご紹介します。

    情報設計(IA)を見直そう

    まず大切なのが「情報の整理整頓」です。専門的には**IA(Information Architecture=情報設計)**と呼ばれる分野で、訪問者が情報を見つけやすいように、ページの配置や情報の優先順位を整えていく作業を指します。

    たとえば、「料金」「サービス内容」「アクセス」「よくある質問」など、ユーザーがよく探す情報は、グローバルメニューやトップページの目立つ位置に配置しておくとスムーズです。

    ナビゲーション設計と導線の工夫

    情報が整理されていても、実際にそこにたどり着けなければ意味がありません。そのために重要なのがナビゲーション設計と導線(ユーザー動線)の最適化です。

    ボタンやメニューの配置は、ユーザーの視線の動きに合わせたFパターンやZパターンを意識すると効果的です。また、予約・問い合わせなどアクションにつながる部分には、視認性の高いCTA(Call To Action)ボタンを使いましょう。色や大きさ、ボタンの文言(例:「今すぐ予約する」など)もポイントです。

    認知的負荷(Cognitive Load)を減らす

    よくある失敗例のひとつに、「あれもこれも載せよう」として、メニューや情報が過剰になってしまうケースがあります。これではユーザーがどこを見ればいいかわからなくなり、結果的に離脱を招きます。

    こうした状態は、専門的には認知的負荷(Cognitive Load)が高いと表現され、ユーザーが情報を処理するための負担が大きくなっていることを意味します。必要な情報を厳選し、シンプルで直感的な構成にすることが、UX(ユーザー体験)の向上につながります。

    サイトマップとページ構成の見直し

    ページごとの役割を明確にしたサイトマップの設計も、情報設計では欠かせません。トップページで概要を伝え、詳細は専用の下層ページで解説する…というように、階層構造を意識したレイアウトにすると、全体が整理されて見やすくなります。

    たとえば「よくある質問」や「会社案内」などのコンテンツは、下層ページにしっかりまとめ、トップから誘導できるようにリンクを設置すると、情報が煩雑にならずに済みます。

    ペルソナとユーザーフローを活用する

    さらに、ペルソナ設計とユーザーフロー(行動導線の設計)を意識すると、より一歩進んだ構成が可能になります。

    「どんな人が訪れるのか?」「どんな悩みや目的を持っているのか?」という視点からターゲット像(ペルソナ)を描き、その人がどのようなステップで情報を探すか(ユーザーフロー)をシミュレーションすることで、ホームページ全体の流れが洗練されていきます。

    ホームページは、作って終わりではありません

    昔は「名刺代わりにホームページを作っておけばOK」と考えられていましたが、今ではそんな時代ではありません。ホームページは、情報を届け続ける“運用型のツール”です。SNSと連携したり、ブログを更新したり、検索エンジンに合わせて調整したり…日々の工夫が成果につながります。

    作ってそのままにしているホームページは、時間とともに価値が下がってしまいます。逆に、見直しながら運用していけば、集客や問い合わせにつながる「働くホームページ」に育ってくれるのです。

    最後に

    少し見直すだけでも効果あり

    もし、「今のホームページ、古くないかな?」「最近ぜんぜん手を加えていないな」と思ったら、それは見直しのタイミングかもしれません。すべてを作り直す必要はありません。スマホ対応や情報更新など、少しの改善でも大きな効果を生むことがあります。

    ホームページは、あなたのビジネスを支える大切なパートナーです。より多くの人に届けるために、時代に合ったホームページを一緒に目指していきましょう。

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このコラムを書いた人

さぽたん

AdvisorDirectorDesignerFront-end-engineer

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