- 単一の投稿ページを表示する
- 投稿のタイトル・本文・メタ情報を適切にレイアウトする
- コメント機能を組み込む
- 関連記事やナビゲーションを設置する
- SEO対策を考慮した構造を作る
- ・記事タイトルをh1タグにする
- ・メタタグ(descriptionなど)を適切に設定する
- ・構造化データ(Schema.org)を活用する
- ・読みやすいフォントサイズや行間を設定する
- ・スマホ表示にも最適化する(レスポンシブ対応)
- ・画像の読み込み速度を最適化する(遅延読み込みなど)
- ・前後の記事ナビゲーションを設置する
- ・関連記事を表示する
- ・サイドバーに人気記事を表示する
【ホームページ制作辞典】single.phpの役割とは
目次
single.phpの役割とは何か?
WordPressを利用してホームページを制作する際、テーマファイルの構造を理解することは非常に重要です。特に、投稿ページ(ブログ記事など)を表示するsingle.phpは、コンテンツの見せ方やユーザー体験に大きく影響を与えます。
今日のコラムでは、single.phpの基本的な役割やカスタマイズ方法、他のテンプレートファイルとの関係について詳しく解説します。
single.phpとは?
single.phpは、WordPressのテンプレートファイルの一つで、「単一投稿ページ(Single Post)」を表示するために使用されます。具体的には、ブログ記事やカスタム投稿タイプの記事ページを開いたときに適用されるテンプレートです。
例えば、ブログ記事一覧ページ(index.phpやarchive.phpなど)で記事タイトルをクリックすると、その記事の詳細ページに遷移します。その際に表示されるのがsingle.phpによって構築されたページです。
single.phpの主な役割
single.phpの基本的な構成
single.phpには、主に以下のような要素が含まれます。
ヘッダーの読み込み
header.phpを読み込むことで、共通のヘッダー部分を表示します。
記事情報の表示
記事タイトル・投稿日・著者・カテゴリ・タグ・本文などを表示します。
コメント機能
記事に対するコメントを表示し、投稿できるようにします。
ナビゲーション
前後の記事へのリンクを設置し、ユーザーがスムーズに他の記事へ移動できるようにします。
関連記事の表示
関連する記事を表示することで、ユーザーの回遊率を向上させます。
フッターの読み込み
footer.phpを読み込んで、共通のフッター部分を表示します。
single.phpのカスタマイズ
single.phpは、テーマのデザインや目的に応じてカスタマイズが可能です。ここでは、代表的なカスタマイズ方法を紹介します。
記事ごとにデザインを変更する
デフォルトのsingle.phpでは、すべての投稿が同じデザインになります。しかし、特定のカテゴリやタグの記事だけデザインを変えたい場合は、条件分岐を使って表示を変更できます。
例えば、
・特定のカテゴリに属する記事だけ背景色を変える
・特定の投稿タイプだけレイアウトを変える
・タグによって異なる装飾を適用する
カスタム投稿タイプ専用のテンプレートを作成する
WordPressでは、通常のブログ記事とは別に、カスタム投稿タイプ(例:商品情報やイベント情報)を作成できます。その場合、single.phpとは別に、専用のテンプレートを作ることができます。
例えば、
・single-product.php → 商品ページ専用のテンプレート
・single-event.php → イベント情報専用のテンプレート
このように、カスタム投稿タイプごとにsingle.phpを拡張することで、より柔軟なデザインが可能になります。
関連記事の表示
記事の下部に、同じカテゴリの記事を表示することで、ユーザーのサイト内回遊率を向上させることができます。例えば、現在読んでいる記事と同じカテゴリの3つの記事を表示するように設定すると、他の記事も読んでもらいやすくなります。
SNSシェアボタンの設置
SNSで記事を拡散しやすくするために、X(旧Twitter)やFacebook、LINEなどのシェアボタンを追加すると、より多くの読者に届く可能性が高まります。
パンくずリストの設置
パンくずリストを設置することで、ユーザーが現在どのページにいるのかを視覚的に理解しやすくなり、SEOにも有利になります。
single.phpと他のテンプレートファイルとの関係
WordPressのテーマは、複数のテンプレートファイルで構成されています。single.phpは、その中でも「単一投稿ページ」を担当する重要な役割を持っています。
他の関連テンプレートとの違い
テンプレート | 役割 |
---|---|
index.php | トップページや投稿一覧ページの表示 |
archive.php | カテゴリ・タグ・日付別の投稿一覧ページの表示 |
page.php | 固定ページ(会社概要やお問い合わせページなど)の表示 |
single.php | 個別の投稿ページの表示 |
category.php | 特定のカテゴリの投稿一覧ページの表示 |
tag.php | 特定のタグの投稿一覧ページの表示 |
このように、single.phpは「単一の投稿ページ」に特化したテンプレートであり、投稿を詳細に表示するために使われます。
single.phpを最適化するポイント
SEO対策を考慮する
ユーザー体験を向上させる
ページ遷移をスムーズにする
まとめ
single.phpは、WordPressの投稿ページを表示するための重要なテンプレートファイルです。適切にカスタマイズすることで、デザインの統一感を保ちつつ、ユーザーにとって読みやすいページを作成できます。
特に、SEO対策やSNSシェア、関連記事の表示などを意識すると、より多くのユーザーに記事を読んでもらいやすくなります。ホームページやブログを運営する際には、single.phpを活用して、より魅力的な投稿ページを作り上げていきましょう。
このコラムを書いた人

さぽたん
AdvisorDirectorDesignerFront-end-engineer
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