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DoS攻撃

DoS(Denial of Service)攻撃は、サービスやネットワークに対して意図的な攻撃を行い、正規のユーザーがサービスを利用できない状態にすることを目的とした攻撃手法です。DoS攻撃は、攻撃者が大量のトラフィックやリソースを送信することによって、ターゲットのサーバーやネットワークを過負荷状態に追い込むことで実現されます。

DoS攻撃の種類には、以下のようなものがあります。

  1. ボリュームベースの攻撃(Volumetric Attacks):攻撃者は大量のトラフィックを生成し、ターゲットのネットワーク帯域幅を飽和させることで、正規のトラフィックが通信できなくなる状況を作り出します。代表的なVolumetric Attacksの一つに、DDoS(Distributed Denial of Service)攻撃があります。
  2. プロトコルベースの攻撃(Protocol Attacks):攻撃者はサーバーやネットワークのリソースを消耗するため、特定のプロトコルの脆弱性を悪用します。例えば、SYN Flood攻撃は、TCP/IPプロトコルの3-wayハンドシェイクを悪用して、サーバーのリソースを消耗させます。
  3. アプリケーションレベルの攻撃(Application Layer Attacks):攻撃者はアプリケーションの脆弱性を悪用して、ターゲットのアプリケーションをクラッシュさせるか、リソースを過剰に消費させます。例えば、HTTP Flood攻撃は、HTTPリクエストを大量に送信することで、ウェブサーバーのリソースを消耗させます。

DoS攻撃は、サービスの可用性や信頼性に深刻な影響を与える可能性があります。攻撃者はサービス提供者やネットワーク管理者に対して、身代金の支払いを要求することもあります(DDoS攻撃の場合)。防御策としては、トラフィックのモニタリングやフィルタリング、負荷分散の実装、セキュリティ対策の強化などがあります。また、インシデント対応計画の策定や攻撃に備えたバックアップと復旧プロセスの確立も重要です。

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