数年間アップデートしていなかったWordPressサイトを最新環境へ|テスト環境で安全に更新した事例 | 埼玉のホームページ制作会社|保守・運用まで対応|メディアプライムスタイル

Sapotan Diary

ホームページを育てるお手伝い!さぽたん日記

株式会社メディアプライムスタイル さぽたん日記 数年間アップデートしていなかったWordPressサイトを最新環境へ|テスト環境で安全に更新した事例 サムネイル画像

数年間アップデートしていなかったWordPressサイトを最新環境へ|テスト環境で安全に更新した事例

WordPressサイトは、公開後も定期的なアップデートやメンテナンスが必要です。長期間更新せずに使用していると、WordPress本体やプラグインだけでなく、サーバー側のPHPも古い状態になり、いざ最新環境へ移行しようとした際にエラーや表示崩れが発生することがあります。

今回は、以前当社で制作した訪問看護事業のWebサイトについて、「長期間アップデートできていないため、最新環境へ更新したい」「今後は自分たちだけで管理するのが難しいため、保守管理もお願いしたい」というご相談をいただきました。本番サイトをそのまま更新するのではなく、まずテスト環境を構築し、PHP・WordPress・プラグイン・既存コードの動作を一つずつ確認しながら最新環境への対応を進めた事例をご紹介します。

今回のご相談内容

今回ご相談いただいたのは、以前当社で制作したWordPressサイトです。公開から数年が経過しており、その間、WordPress本体やプラグインなどのアップデートが十分に行われていない状態でした。サイト内には更新できる仕組みを設けていましたが、実際に運用していく中で「自分たちだけで更新や管理を続けるのは大変」と感じられたことから、サイト全体のアップデートと、今後の保守管理についてご相談いただきました。

WordPressは管理画面から更新できるため、一見すると簡単にメンテナンスできそうに見えます。しかし、長期間アップデートしていないサイトの場合は、単純に「更新」ボタンを押せばよいとは限りません。特に今回はWordPressだけでなく、サーバー側のPHPも古いバージョンだったため、本番環境でいきなり更新するのはリスクがあると判断しました。

発生していた症状・エラー内容

ご相談いただいた時点では、サイトそのものが完全に表示できなくなっていたわけではありません。大きな問題は、WordPress本体やプラグインが制作当時に近い状態のまま残っており、現在の環境へ安全にアップデートできるか分からないことでした。

また、サーバー側で使用されているPHPのバージョンも古い状態でした。WordPressサイトは、WordPress本体だけで動いているわけではなく、PHPやプラグイン、テーマ内のプログラムなどが組み合わさって動作しています。そのため、PHPだけを新しくした場合でも、以前は問題なく動いていたコードが現在のPHPではエラーになることがあります。実際に今回のサイトでも、PHP 8系の環境ではそのまま動作しないコードが確認されました。

原因の特定ポイント

今回のポイントは、特定の一つの不具合が原因だったのではなく、「サイトを構成する複数の要素が数年前の状態で止まっていた」という点です。WordPress本体、プラグイン、PHP、そしてテーマ内のコードにはそれぞれ対応関係があるため、一部分だけを最新にすると、それまで保たれていたバランスが崩れてエラーにつながる可能性があります。

そこで、現在公開されているサイトに直接変更を加えるのではなく、まずテスト環境に同じサイトを再現し、最新環境でどの部分に問題が発生するのかを確認する方針にしました。長期間更新されていないWordPressでは、「アップデートできるか」だけではなく、「アップデートしたあとに正常に動くか」まで確認することが重要です。

実際に行った対応内容

まず、本番サイトとは別にテスト環境を用意し、そこへサイトを再現しました。そのうえで、WordPress本体やプラグインを最新環境へ更新し、PHPについても8系の環境で動作確認を行いました。本番サイトとは切り離した環境で作業することで、途中でエラーが発生しても公開中のサイトには影響しない状態で検証できます。

更新後は、サイトを一通り確認しながらエラーが発生している箇所を調査しました。今回のサイトでは、以前のPHPでは使用できていたものの、PHP 8系ではそのままでは正常に動作しないコードが含まれていました。そのため、エラー内容を確認しながら該当箇所を一つずつ修正し、表示や機能に問題がないかを確認していきました。単にバージョンを上げるだけではなく、「現在の環境でもこれまでと同じようにサイトを利用できる状態にする」ところまでをアップデート作業として進めています。

対応後の結果・改善点

テスト環境上で確認されたエラーや不具合を修正し、最新のWordPress・プラグイン・PHP環境でサイトが正常に動作する状態まで調整することができました。現在はテスト環境での更新と修正が完了しており、公開環境へ反映する日程を決めたうえで、最新環境へ移行する段階となっています。

今回の対応によって、単に古かったWordPressを新しくするだけでなく、今後も継続してアップデートや保守を行いやすい状態へ移行する準備が整いました。公開後についても保守管理を行うことで、再び数年間アップデートされない状態になることを避け、必要な更新や確認を継続していく予定です。

今回の対応から分かったこと

長期間アップデートしていないWordPressサイトでは、「今は表示できているから問題ない」とは限りません。古い環境の中では正常に動作していても、PHPやWordPressを現在のバージョンへ変更した瞬間に、これまで表面化していなかった互換性の問題がエラーとして現れることがあります。

そのため、数年間更新していないサイトを最新化する場合は、本番サイトでいきなりすべてを更新するよりも、テスト環境で現在のサイトを再現し、アップデート後の状態を確認する方法が安全です。特にPHPのバージョンも大きく変わる場合には、WordPressやプラグインだけでなく、テーマ内に書かれているコードまで確認する必要があります。

同様のトラブルを防ぐために

WordPressサイトを安定して運用するためには、公開後も定期的にWordPress本体やプラグインの更新状況を確認することが大切です。アップデートを長期間ためてしまうほど、数年分の環境変化を一度に吸収しなければならず、更新時の確認箇所や修正が増える可能性があります。

ただし、古いサイトで更新通知が大量に表示されている場合でも、慌ててすべてを一括更新する必要はありません。現在のWordPressやPHPのバージョン、利用しているプラグイン、テーマの構成などを確認し、安全に更新できる手順を考えることが先です。「何年もアップデートしていないので、更新ボタンを押すのが不安」という場合は、無理に作業を進めず、事前に専門家へ相談するのも一つの方法です。

メディアプライムスタイルのサポートについて

メディアプライムスタイルでは、WordPressサイトの制作だけでなく、公開後のアップデートや保守管理、古くなったサイトの動作確認なども行っています。今回のように、以前は自社で更新する予定だったものの、日々の業務の中で継続的な管理が難しくなったというご相談にも対応しています。

WordPressは長く使える仕組みですが、長く使うためには定期的なメンテナンスも必要です。数年間アップデートしていない、PHPを新しくしても大丈夫か分からない、更新するとサイトが壊れそうで不安といった場合には、本番環境を直接変更する前に状況を確認し、安全な更新方法を検討することが大切です。

🐾 さぽたん日記からのご案内

さぽたん アイコン

ホームページを育てるお手伝い

ホームページは作って終わりではなく、
小さな修正や改善を重ねながら育てていくものです。
日々の対応内容を「さぽたん日記」でご紹介しています。

さぽたん日記一覧を見る

Copyright © 2026
埼玉のホームページ制作会社|保守・運用まで対応|メディアプライムスタイル
All Rights Reserved.